走り日和・・・・

 2014-10-03
涼やかな風の中にキンモクセイの香りが溶け込んだ・・・その芳しい空気を
胸いっぱい吸込むと・・・懐かしい記憶の数々が溢れ出て来て
鼻の奥がツーーンとなって そして 胸がキュッとなる・・・

大助の誕生日にバースデーカードがメッセージ展の仲間から届きました。
バースデーカード38

~山田大助様 38歳のお誕生日 おめでとうございます~

「小さな時から、お父さん、お母さんが働く仕事を見ながら育った大助さん
バイクは、まるで人の体のように意志が伝わるものだと云う事を言葉にしなくても
分かるんですよね。心を込めて整備されたバイクは正直に走ります。
決して凶器にしないのがライダー、そのライダー魂をご両親は伝えたかったのね。
大助さんのライダー魂を守り通された立派なご両親との絆が・・・
これからも深く大きく育って行かれますように」

大助の宛名で届く手紙は・・・誕生日に届くこのバースデーカードだけになりました。
バイクに関る私ども親子の思いを深く綴ってくださったメッセージを読んで
またまた涙

全国の書店に「ゲッカンタカハシゴウ」創刊号が並んだ9月12日
我が家にも創刊号が届いた・・・
送り盆を過ぎて・・・

大助の誕生日に創刊号を読もうと思っていたのですが・・・
読めませんでした。

発売日12日に近隣の書店に行って
平積みに置かれた「ゲッカンタカハシゴウ」を見つけ・・・
本当に出版されたんだぁ~・・・と ため息(感嘆の)~
実は数軒の書店を廻りました。

タカハシゴウ

差込並びで他の雑誌に隠れた状態に置かれた「タカハシゴウ」を
目に止まりやすく手前に並べ替えたりした(笑)
チラッとページを開いて見た時 大助の姿(写真)が目に飛び込んだ・・・
・・瞬間・・・本を棚に戻してしまった。

喉元にググッと込み上げる「涙の塊」を飲み込む
本屋さんのフロアで泣くわけにはいかない
テッシュもハンカチも持っていなかったので・・・

お彼岸に封筒から出して仏前に置いたけど ページは・・・開けませんでした。

台風16号の影響で“雨彼岸”になる予報だった9月21日
直前に台風の進路が変わり走り日和となった。

10数年ぶりに復活したCBR400F3と共に・・・
赤城山周走ツーリングに出掛けた(kzbと)

加藤編集長曰く、「男の子が母親とツーリングするなんて信じられない」と言われた・・・
62歳になろうかと云う母親と33歳の息子が・・・チョボツーなんてね・・・

コスモス群れ咲く道傍で・・・あの日と同じ様に 秋桜フォトを撮る

コスモスの道


赤城北面を上がり西広域農道(群馬ロマンティック街道)へ下る長い長い下り坂
ふとサイドミラーに目を移すとデュアルヘッドの光りが
私の肩口に結んだ「ゆいピーバンダナ」揺れる丸いミラーの中で同じ距離を保って
追走していました。光りは突かず離れず(前走車を突くような走りをしない)・・・・
“お兄ちゃんも一緒だよね”透明な風に思わず語り掛けた・・・

鉄馬駆る 彼岸の空に 君映る

ロマンティック街道の途中にある「やまぼうし」と言うログハウスのお店で
食事をしながら(上毛三山パノラマ街道)の長い下り坂で見たサイドミラーの風景を
kzbに話した・・・「走りながらウルウルしちゃった」・・・なんて事を・・・

やまぼうしにて

午後4時35分・・・無事帰宅しました!!(走行117キロ)

帰宅


翌日 22日・・・タカハシゴウ(秋桜の伝言)を読む

原稿内容チェックをさせていただいた数箇所が校正され
現場図の車(ボックス車両)がUSアコードワゴンな感じに変わっていた

お彼岸に立寄ってくださった方に(タカハシゴウを)・・・読んでいただいた・・・

多くを語る事の無かった私どもの20年を・・・
この記事の中から読み知って・・・

「頑張ったんだねぇ~・・・」 「本当に頑張ったねぇ~」
「いろいろ・・分かったよ 辛い中 頑張って 生きて 来たんだね・・・」
そんな言葉を掛けていただいた。

大助の写真が随所にレイアウトされたページを読み進み
お父さんは・・・またまた ティッシュを手に・・・私も同じく

・・・・・・・・・・・・・・・頑張って 生きてきたね・・・互いに 頷く

大助の思い“ライダー魂”を証明する為に “生きた” 
バースデーカードに添えられたメッセージを読んで・・・
自分の気持ちに思い至った。

ゲッカンタカハシゴウ創刊号の中に収められた記事は
私たち夫婦と大助の人生を締めくくるエピローグ

赤城山を下る長い坂道 サイドミラーに映った空とF3
丸い鏡の中で・・・大助が 笑っていた!! 

秋桜の傍らで

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