秩父路 巡りて・・・

 2013-11-17
11月中旬 秩父札所34番の札所を巡り終えた



平成16年9月17日が 初巡り(大助27歳になったはずの年である)

9年の時を掛け・・・34ヶ所の札所を参り終えた。


秩父に向う度に子育て観音がある四番札所と

四番


子を思う母親が願掛けをした童子堂二十二番札所は

納経帳が重ね印で朱色になりました。


秩父路へ足が向かなかった年もあったり・・・

時に春と初冬 折々 気持が向かう時 西の山並みを 目指した


初めて・・・走り巡ったその時は、

ある出来事(人の心の裏側を見知って)・・・

気持ちがグチャグチャになって・・・

心の中を 空っぽにしたくて 西の山並みを

目指したように思う 



実は・・・

この札所を巡る旅の始まりの一番札所の納経文字が

私は嫌で仕方が有りませんでした。

納経帳を開くと・・・その一番札所の筆字は

酷く乱暴な投げやりな筆運びで・・・

見る度に・・・

とても嫌な気持になるのです。



思い切って 四番札所の納経所にいる方に納経を見ていただき

「この文字をどう思われますか?」と尋ねた

たぶん この筆字は 今は亡くなられた和尚さんが書いたモノでは・・・と

納経所の方は言われた



私の後から納経に来られた方にも見ていただいた

その方の持っていられた納経帳の筆とは明らかに違いがあった



「一番札所へ寄られて差し替えていただいたら・・・どうですか」と 納経所の方に勧められ 

私は9年ぶりに一番札所へ立寄った

一番札所


納経帳の文字を見ていただいて・・・書き直しをしていただけるものか 尋ねてみた

今の和尚さんは亡くなられた和尚さんの息子だとか

納経の文字を見て・・・

「実は父が認知症であったのが判らなくて」

「すみませんでした」と小さな声で言われた

そうなのか・・・

認知症になると文字がきちんと書けなくなるのか・・・

そんな思いと同時に、あのぐじゃぐじゃな文字は

あの頃の、私の心を 映していたように・・・ふと思った



若和尚が書いた筆字に差し替えた納経帳は

9年の時間の経過を物語るようで・・・・今は

心の中のぐしゃぐしゃは消えている

「納経日は9年前の大助の誕生日にしてもらった」


私は この年月の時を経て 心を整え 61歳になった(笑)

titibubukou




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