二輪車安全運転指導員現任講習会・・・そして

 2012-10-21
21日日曜日は前橋免許センターで
二輪車安全運転指導員現任講習会が行なわれた。

群馬県内在住の指導員が受講する今年は20数名の参加者があった
春秋に開催される二輪車安全運転講習会で指導を受け持つ方々の顔ぶれ
私は・・・指導員資格を取って間もないペーペーである
どちらかと言えば
グッドライダーミーティング(練習会)に参加するライダーでいたい・・・
指導員とは名ばかりのオバチャンなのだ!!(実際、先月の練習会に参加した)
技量については初心者と大差ない・・・へなちょこライダーである。
現任講習に参加する指導員の方々は皆さん何十年のベテランで
私は末席に座り講習を受けた。

「最近の交通情勢」について 県警交通部交通企画課担当講話
「県内における交通事故発生状況」
「月別」「曜日」「時間」「署別」「形状別地形別」「違反別類型別」
各状況が数字表記された配布資料の説明を聞く

事故発生の6割は交差点付近である。
死亡者数が前年を上回ってしまったと講師は説明した・・・

私は・・・その数字を目で追った・・・「前年79人」 「本年83人」
数字は無感覚だ  その数は・・・失われた命である。
つら つら つら つら 読み上げられた数は 数字でしかない表記
この表記には 心が存在しない 
こうした講習の場で 私は 場違いなところに来ている・・・と 感じてしまう

最初の30分の講話は・・・気疲れする。
siryou

10分間の休息時間・・・建物の外階段に出る 

受講する建物は免許センターの試験コースの中に在る建物で・・・講話の間中
コースで練習走行をしている白バイ隊のバイクの排気音が聞こえていた。

パイロンやプラスティックタイルを使ってコースセッティングしたスラロームや
八の字そしてターンスタート・・・を10人近い隊員が繰り返し走っていた。
sirobai

階段の踊り場に腰を下して若い隊員のきびきびとした走行を見ていた。

小柄な女性隊員が二人・・・柔らかい走りをしている 上手だ!!
男性隊員 「力ん」でいるのが判る・・・きっと目は三角になっているかも(笑) 

短いスラロームから八の字に入る 
またスラローム 直進 停止 スタートターン 直進 ターン 凄い!!
sirobai2

グゥワッシャ ズッザザザーー 「えぇっーー」「あぁっ」

私が座る階段下で白バイが転倒した。
倒れた隊員は スッと バイクの下から立ち上がり 
横倒しになったバイクを引き起こした。

バイクには前後左右にバンパーが取り付けられている。
隊員の体が下敷きになることはない
隊員たちは皆「肘」「膝」「胸」にはプロテクターを装着し
自分自身を守る装備をしている。

「練習コースで何度も転倒して上手くなるんだよ」
「ここで沢山転倒したほうが・・・いいんだよ」
上階段に立って見ていた指導員さんは言った。転倒も訓練なのだ!!

講習に戻る・・・「カーブと遠心力」
カーブを無理なく走る抜ける走行スピードを知ることは大切である!!

練習会ではカーブに沿ってテープで走行ライン巾を決め
始めは30キロそして40キロとスピードを上げカーブを走る

スピードが上がるほど遠心力が働きバイクは外側に押し出される
走行スピードと遠心力が制御出来なくなった時に自損事故となる場合が多い

自分自身の技量にあったカーブ走行スピードを知ることは必要である。

「ブレーキング停止距離と制動距離」
前輪ブレーキ・後輪ブレーキの特徴 安定したブレーキ方法
バイクの走行を安定させるブレーキ 
一番 大切な「心のブレーキ」について講師の方は熱弁された。 

「交差点の安全な右折の仕方」
事故発生場所の60%は交差点付近であることは県警交通部交通企画課作成の
表記の通りである。
ライダーが被害者となる事故は車の直近右折が多い・・・

交差点に差し掛かる30m手前からウインカー点滅を始める
3秒の点滅(ほぼ5回)後、センターラインに寄り
直進車両が無い事を確認し交差点内中心を通り右折を完了する。

「バイク直進 / 車が右折」事故はライダーの生命が断たれる重大事故となる。
右折車両運転手が直進バイクを見落とすのか・・・
バイクが遠くにいるように思い右折してしまうのか・・・
ライダーは・・・
傷を負うことは免れず命を断たれる犠牲者となってしまうのに
そうした事故を起した車の運転手は意外に無傷である場合が多い

自分の身を守るために
ライダーは 二輪安全運転練習会に参加して欲しい。
最大限・・・事故防衛(自己防衛)をしよう!! 
自分の為に!!
混合交通の道路を共有している人たちの安全のために!! 

「指導員の心構え」
二輪車安全運転現任指導員講習終了証をいただき帰路につく
suiiryousyo


途中・・・
私はバイクが右直事故に巻き込まれる現場を目撃してしまう・・・

50号線の小島田の信号を左折してJA前橋に立ち寄り買い物をした

車のエンジンを始動しながら何気なく視線は目の前の道路に・・・
スッーと通り過ぎたバイク 車がコチラに曲がった 
ガッシャッ バイクが倒れる ライダーが下敷きになっている
私は車のエンジンを止め助手席に置いたケータイを手にして道路に駆け付けた。
動かないライダー
ライダーに声を掛ける「大丈夫ですか!!」
後ろからバイクに手を掛ける人がいた・・・
道向こうの自販機の前に居たライダーさんだった
「自分は・・・全部見てました」「バイクが来るのに車が出たんだ」と言いながら
バイクを引き起こすのを手伝ってくれた。

私はバイクのサイドスタンドを立てバイクを起しながら
ライダーさんに声を掛けた
ライダーさんはバイクの重さから解放されたので起き上がろうとした。
ヘルメットを外し・・・呆然としたまま 言葉が無かった。

「救急車を呼んでください」と車の運転手に声を掛けたが・・・
手にしたケータイの操作がおぼつかず掛けられずに立ち尽くしたままだった。

ライダーさんは「救急車は呼ばなくて大丈夫」と言って立ち上がった

「それじゃ・・・警察に連絡をしてください」と車の運転手にお願いした。
でも・・・やはり・・・ケータイの操作をすることが出来ない様子

私は手に持っていたケータイから110番通報をした。
ライダーさん
ヘルメットに傷が出来ていたけど・・・大丈夫なのだろうか・・・
バイクの下敷きになった足を引きずりながら歩き出した。

バイクはJAの駐車場へ移動した。
道路に止まったままの右折車も駐車場に移動してもらった。
現場保存をするより事故を誘発させないために車とバイクを路外に移動した。

現場検証の警察官に・・・住所氏名を名乗り目撃証言を伝えた。
今しがた
二輪車安全運転指導員現任講習を終えて帰宅の途中であることを警官に話した。

目撃した右直事故は・・・
ライダーにしたら避けようの無い事故だ
停止しているべき車が目の前に進入し進路を塞いだのだ
万が一にも・・・
車の運転手がライダーに過失を問うようなことの無い事を願う。
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